生活習慣病の診療案内

地域のかかりつけ医として、
生活習慣病の診療に積極的に取り組み、
症状の改善や合併症の予防を目指します。

生活習慣病の診療案内
生活習慣病の

診療方針

糖尿病、高血圧症、脂質異常症の患者さまを対象に「生活習慣病療養計画書」を作成し、より良い治療へと繋げます。
生活習慣病療養計画書には患者さま一人一人の生活習慣にあわせた治療目標などが記載され、治療の経過を確認しながら4か月ごとに計画書を見直します。

対象の生活習慣病

  • 糖尿病
  • 高血圧症
  • 脂質異常症

療養計画書の主な記載内容

  • 体重や血圧、医師と患者さまが相談して決めた目標設定
  • 食事や運動、喫煙などに関する具体的な指導内容
  • 検査結果 …など

目標設定の具体例

数値目標 ・体重 
・血圧 
・HbAlc 
…など
達成目標 ・適正体重にむけてまず1Kg減量する
・LDLコレステロールの値をガイドラインより低く一定に保つ
・目標値以下の血圧を保つ 
…など
行動目標 ・薬の飲み忘れを無くす
・食事を薄味にし一日の塩分摂取量を6~7gに抑える
・一日30分以上は意識して運動する 
…など
生活習慣病の

治療法

まずは食事療法と運動療法で治療目標の達成や症状の軽減を目指します。その経過を診ながら、医師が必要ありと判断した場合は、薬物療法を組み合わせ症状の改善や合併症の予防をはかります。

バランスの良い食事のイメージ画像

食事療法

食事の量を調整し、必要な栄養がとれるバランスの良い食習慣を目指します。食物繊維を増やしたり、揚げ物を減らしたり、飲酒や間食の回数、食べ方などを指導します。

長く続けられる運動のイメージ画像

運動療法

ご自分に合った運動方法で長く続けられることを目指します。運動の種類や時間、頻度、強度のほか、怪我をしないように運動時の注意事項も指導します。

薬の受け渡しのイメージ画像

薬物療法

食事療法や運動療法で改善が見られず、医師が必要と判断した場合は薬物療法を行います。飲み薬や注射薬を症状に合わせて服用していただきます。

生活習慣病の

予防

現在は生活習慣病を患っていなくても、日々の生活習慣が不規則な方や健康診断で異常を指摘された方は注意が必要です。
自覚症状が無いからと軽視せず、予防の意味を込めて早めの受診をおすすめします。

このような方はご注意ください

  • 健康診断で血糖や脂質、血圧などの異常を指摘された
  • 20歳の頃よりも体重が10㎏以上増えた
  • 喫煙や飲酒量が多い
  • 疲れやすく運動不足を感じている
  • 睡眠不足が続いている
  • 過労でストレスが溜まっている
  • 外食や間食が多く、夜の遅い時間に食べることが多い
  • 脂っこい料理や味付けの濃い食事をよく食べる

…など